Sep 30, 2009

海外ホテルの知らない

海外ホテルは、土地なりの風習があり、自分の住んでいる国との感覚が他のものも少なくない。そのためには常識が何かわからなくなって戸惑うこともできる。なかなか海外のホテルで使用されていないのも、日本で使用したり、その逆ということを考えられるので、よく考えて行動しなければならない。
海外ホテルの位置情報を完全に把握することはなかなか容易なことではないようです。したがって、アクセス情報となるものを持っていることが最低条件になるのです。海外ホテルの専用マップでは、ゆったりとしているものとします。地域の情報も同時に知ることができるものを選んでいきたいですね。移動できるように準備をしておきましょう。
『SYOKO SUZUKI SONGBOOK I“1989-2009”』を聴きつつ、昨日のライブを思い出しながら、レビューを書いている。2011年7月24日、南青山CAYで行われた<45歳の原点〜鈴木祥子『SYOKO SUZUKI SONGBOOK vol.1』>。明確に年齢をタイトルに付けるあたり、彼女の意気込みを感じる。

18:00、オンタイムでライブが始まる。白いワンピースで現れた彼女は清楚なイメージ。ストレートに整えられた髪型もクレバーな印象だ。まもなく45歳から46歳になると自ら話しながら、ライブが始まる。2010年7月28日に発売された『SYOKO SUZUKI SONGBOOK I“1989-2009”』のレコ発ライブだ。一年遅れというのも彼女らしい。

年代を追ってということで、1曲目は1989年に渡辺満里奈に提供した「胸がいっぱい」。ティーンエイジャーの曲だからと前置きしたうえでウーリッツァーで弾き語る。「若い!」と言いながらも、歌詞の主人公、ストーリーには今も通じる普遍性があると。

2曲目は、ピアノに移動して松田聖子に提供した「We Are LOVE」をEnglish versionで。続いて3人組のアイドルQlair(クレア)が歌った「パジャマでドライブ」。この曲は、もともと鈴木祥子自身が歌う予定だったものだと。歌詞は川村真澄が手がけている。そして、そこにはアイドルには似つかわない言葉がある<お医者様 眠り薬>。ただ、可愛らしい声で歌われると、そこに深刻さはない。それ以前に、パジャマでドライブするあたり、ちょっと普通じゃない行動かもしれないですけどね。それが川村真澄が描いた鈴木祥子らしさかもしれない。

そして、「来ましたね。名曲が!」と自ら発言し「優しい雨」。累計出荷枚数はWikiによると143万枚。今でもカラオケで歌う方は多い。名曲です!

ぐっと大人になり、金子マリさんに提供した「椋鳥」。

年代を追って、歌い続ける彼女。ただ提供曲だけあって曲の表情が違う。しかし、それをすべて鈴木祥子色にして歌う姿は見事だ。オリジナルだったっけ?と思う瞬間さえも。『SYOKO SUZUKI SONGBOOK I“1989-2009”』には、オリジナルのシンガーの音源が収録されているが、それを忘れるほど。

そして、早勢美里のデビュー曲として提供した「すみれ色にひとり」。19歳の女の子のデビュー曲にしては、難しい曲だったと自ら告白。歌詞は、戸沢暢美だがAメロの<どうして 気持ちはショゲるの?>は、40代の今にも通じる言葉。ただ、19歳に歌ってもらって生きる曲だと。

ここまで来たら、ライブ全曲レビューになりそうですが、おつきあいください。7曲目は、西田ひかるに提供した「Blue」。当時、西田ひかるといえば、元気印なような女の子だっただろうが、これは敢えてそれをはずした曲。この曲は歌詞も鈴木祥子が手がけた。アレンジは加藤和彦。

続いて、PUFFY吉村由美に提供した「わたしの望み」。これは、ライブで何度か聴いているが、何度聞いても、<好きなものは自分でさがすしかない>という言葉は、心に響く。

ギターに移動して、和久井映見に提供した「だきしめてあげる。」ロックっぽくして欲しいという依頼に、アメリカンロックにならないことを意識して書いた曲とのこと。引き続き、PUFFYへ提供した「きれいな涙が足りないよ」。ここで、「何かやって欲しい曲ありますか?」と。リクエストに応えて「あの空へ帰ろう」を。

ピアノへ移動して近藤名奈の「しずかな生活」。“イタい”曲だと自ら言いながら、独りで生活している女性の闇をテーマにして書いたと。まだ「負け犬」なんて言葉のなかった頃だ。<わたしのことは放っておいてくれ>という歌詞が印象的。そういう女性ほど、本当は、このうえなく繊細だということ、今なら分かる。

アルバムには入っていないけれど、大好きな曲ということで坂本真綾の「a happy ending」。続いても、坂本真綾の「風待ちジェット〜kazeyomi edition」。ピアノで始めるも、途中でウーリッツァーに移動。

ここで、とてもキュートな曲。私も個人的に大好きな石井聖子の「恋だっていいのに」。今日は、45歳の原点バージョンなので、転調なしで。

そして、本編ラストは、川村カオリに提供した「life」。彼女から届いた歌詞を一字一句変えずにメロディを付けた、と。ストレートに気持ちが伝わってきて、曲を書く過程で涙が流れたこと。彼女が逝ってしまってから、あと3日で2年、2009年7月28日。今、彼女が生きていたら、今の日本をどう見るだろう?とそんなことを考えてしまう。そして、もう彼女の声でこの曲を聴けないことをとても淋しく思う。<明日こそ きっと もっと><あたしだって きっと もっと><夢はいくつになって見てもいいよね>この言葉が胸を打つ。生きよう。生きられるだけ生きようと思う。

アンコール1。クロップドパンツに着替えて、カジュアルに登場。「3.11以降というのもいえるのかもしれないけれど、波があっていろんなことを考える。だけど、聴きにきてくれてありがとう」と。
そして、8月20日〜9月4日まで北千住のシアター1010で上演される「美しの水」のテーマソングを書き下ろしたことを発表。そのシングルに、かつての曲も収められているということで、懐かしい「Sweet Sweet Baby」を。歌詞に<ビニール傘>って言葉が出てくるのを聴いたのはこれが初めてだったと思う。

そして、同じく8月20日に公開される「うさぎドロップ」。アニメは深夜に放送中。PUFFYが歌うオープニングテーマ「SWEET DROPS」を。タンバリン&アカペラでスタートし、途中ドラムに移動、最後は再びアカペラで。

アンコール2。「美しの水」のために書き下ろされ、昨日レコーディングされたばかりの「You Take Me, You Make Me」。そして、まだレコーディングさえされていない「遥かなる女の道(表記未確認)」。

最後に、彼女は自らの曲を聴くことがセラピーであり、次の場所へ向かう思いになると、語った。

『SYOKO SUZUKI SONGBOOK I“1989-2009”』
MHCL-1786〜7 3,000円(税込)
disk1
1.胸がいっぱい
2.We Are Love (English Solo Version)
3.黙示録
4.パジャマでドライブ
5.優しい雨
6.椋鳥
7.すみれ色にひとり
8.Green Fingers
9.Blue
10.だきしめてあげる。
11.恋だっていいのに
12.わたしの望み
13.こんな私を笑って
14.きれいな涙が足りないよ
15.しずかな生活
16.空中庭園
17.風待ちジェット〜kazeyomi edition
18.Life
disk2
1.パジャマでドライブ
2.椋鳥 (モノラル音源)
3.だきしめてあげる。 (モノラル音源)
4.恋だっていいのに (モノラル音源)
5.わたしの望み
6.きれいな涙が足りないよ
7.空中庭園
8.Life
9.10月のドライブ

『You Take Me, You Make Me』
DDCZ-1780 1,500円(税込)
2011年9月28日発売

[寄稿] 伊藤 緑:http://www.midoriito.jp/

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